看護師が保健室の先生になるには

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当サイトでは、看護師免許を活かして学校保健室で働くための予備知識や、転職ノウハウなどを解説しています。

 

保健室の先生になりたい看護師さん、医務室系の仕事に興味がある看護師さんは、ぜひ参考にしてみてください!

 

看護師から保健室の先生になるには?

 

看護師が学校の保健室の先生として働く方法は、主に2パターンあります。

  1. 養護教諭として公立学校の保健室に勤務
  2. 看護師免許のみで私立学校や大学などの保健室に勤務

【方法1】養護教諭として公立学校の保健室に勤務

 

やる気と時間が必要!

養護教諭として公立学校の保健室で働く場合、養護教諭の免許を取得後に、各地の教育委員会が行なう教員採用試験に合格する必要があります。

 

免許の取得には時間もお金もかかり、教員採用試験の倍率は毎年高いので、とても険しい道のりといえます。この方法で保健室の先生を目指すには、相当なやる気と努力が必要になるでしょう。

 

養護教諭免許の取得法(看護師資格者向け)

【取得法1】養護教諭特別別科に入学(修業年限は1年)
国立大学教育学部に併設されている特別別科に入学して一種免許を取得する方法です。定員はだいたい40名〜50名となっています。最短1年で養護教諭の資格が取得できるので養護教諭になる近道になるでしょう。

 

【取得法2】養護教諭養成課程のある大学に編入(卒業するまでに2〜3年)
一種免許が取得できる国公立の養成機関は6校、二種免許が取得できる私立短大は18校あります。看護師として働きながら通うことも可能ですのでこの方法で養護教諭を目指している方も多いようです。また、現在では私立4校の通信課程で養護教諭一種免許状を取得することも可能です。

 

教員採用試験の倍率

2022年の公立学校教員採用選考試験の資料を見てみると、養護教諭は受験者9,051人に対して1,067人の採用で、採用倍率が7.2倍になっています。

 

看護師資格と養護教諭免許を持った人、約1万人が養護教諭の求人に応募しているということです。採用は基本的に年一回なので、7.2倍という数字はかなりの狭き門といえるでしょう。

 

出典:令和4年度(令和3年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況について:文部科学省

 

【方法2】看護師免許のみで私立学校や大学などの保健室に勤務

 

保健室勤務の最短コース!

私立学校(一部除く)や大学の保健室の場合は、養護教諭の免許が必要ありません。

 

『保健室の先生』というよりは『学校看護師』という位置づけになりますが、生徒の健康管理全般を担うという役割は同じです。

 

各学校の採用試験や面接をクリアするだけで良いので、こちらのタイプの職場を選べば、すぐにでも保健室で働くことが可能です。

 

大学や私立学校の保健室の場合、「どうやって求人を探すか」が重要!

保健室や医務室などの仕事は、病院などの医療機関に比べて体力的・精神的負担が少ないため、看護師さんからの人気がとても高い仕事です。

 

そのため、『大学・私立学校の保健室の先生』や『一般企業の医務室で働く産業看護師』の求人は、ハローワークや求人誌などで一般公開されることがほとんどなく、看護師専門求人サイトの「非公開求人」として扱われています。

 

「非公開求人」というのは、看護師求人サイトの登録者限定で公開されている求人です。登録者以外は見ることも知ることもできません。

 

応募が殺到する人気求人ほど非公開求人になりやすい傾向があり、保健室・医務室系の求人もそれに当てはまります。

 

看護師専門の求人サイトとは?

厚生労働大臣認可の看護師専門転職支援サービスです。インターネットから登録・求人検索ができるので、求人サイトや転職サイトと呼ばれています。

  • 登録・利用がすべて無料
  • 学校保健室のような人気・希少求人を登録者限定の非公開求人として豊富に抱えている
  • 希望を伝えるだけで条件に合った求人を紹介してもらえる
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【2024年版】養護教諭免許不要の保健室の看護師求人が見つかるのはココ!

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  2. 厚生労働大臣認可
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この3つの条件を満たしている看護師求人サイトのみをランキング対象にしています。

 

パソコンやスマートフォンで下記リンクから公式ページにアクセスし、簡単な記入を済ませると登録完了です(所要時間約3分)。

 

就業相談や情報収集のためだけに利用することもできるので、転職が未定の方でも登録可能です。

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全国の教育機関との繋がりを活かした求人紹介!

人材紹介の大手マイナビグループが運営。定着率重視の求人紹介で利用者満足度96%という高評価を得ています。

 

マイナビは新卒学生向けの就職支援も行っているため、教育機関との繋がりがあり、大学の医務室や私立高校などの保健室の求人に強いです。

レバウェル看護イメージ1
求人数トップクラス&病院以外の職場に強い!

テレビCMでもおなじみの人材紹介会社、レバレジーズが運営する看護師求人サイトです。

 

業界トップクラスの求人保有数で、病院以外の求人も積極的に扱っているので、各エリアの大学医務室の求人もしっかりカバーされています。

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教育の現場を熟知した転職サイト

学校や教育者向けの事業で有名なベネッセグループが運営する看護師向け求人サイトです。

 

教育機関とのネットワークが充実しているので、的確なアドバイスと求人紹介が期待できます。

 

早めに動き出して、転職活動を有利に進めよう!

 

「保健室の先生になりたい!」という看護師さんは多いですが、養護教諭以外の道(大学などの医務室)があることや、看護師求人サイトでその求人が見つかることを知らない看護師さんも多いです。

 

そのことを知ったあなたは、ようやくスタートライン立ったところです。できるだけ有利に転職活動を進められるように、早めに動き出すことが大切です。

 

また、看護師求人サイトを使うときは、履歴書添削や面接練習などのサポートをしっかり活用して採用のチャンスを逃さないようにしましょう。

保健室の先生を目指している看護師さんへ

養護教諭免許を取得する道を選ぶなら、計画性が大切!


看護師が公立の小中高校で保健室の先生として働きたい場合は、養護教諭の免許の取得が必要になります。

 

しかし、養護教諭特別別科で1年間の勉強を経て資格を取得したとしても、確実に学校で保健室の先生になれるとは限りません。採用枠が少ないため倍率が高く、採用試験突破は狭き門となっています。

 

養護教諭として学校保健室に採用されるためには、相当なやる気と努力が必要になります。勉強の時間を確保するなど、計画的に長いスパンで採用試験を目指していきましょう。

 

看護師免許のみで保健室で働きたいなら、求人探しを効率的に!


時間やお金の関係で養護教諭免許の取得ができないという方は、看護師資格のみで働くことができる大学や私立学校の保健室が就業先の候補になります。

 

しかし、上記で解説した通り、学校保健室や企業内医務室のような健康管理専従の仕事は看護師さんからとても人気があり、看護師専門求人サイトの非公開求人を利用しないと求人入手が難しい状況です。

 

まずは、看護師求人サイトに登録するところからスタートしましょう。現時点で条件に合う求人が無い場合でも、希望を伝えておけば求人が出た時に優先的に紹介してもらえるので、早めに希望を伝えておくことが大切です。